サマリー

Posted on 2016-02-21
2015年の総括

みなさん、こんにちは。
2016年に入り1ヶ月、久しぶりにブログを更新します。

先ず、昨年(2015年)の総括。

私にとっての2015年重大ニュース

Topics 01

NY1ヶ月間滞在

6月、第2の故郷であるNYで1ヶ月滞在しました。年々老化現象が強くなるので、まだ充分動けるうちに行って、堪能してくる予定でした。
懐かしい友人夫婦にも会い、街を歩き、ミュージカル、音楽会、モダンダンス、などの舞台も見ました。チェルシーマーケットで茹でたロブスターや生牡蠣の立ち食いも経験しました。ボストンまで脚を伸ばし、美術館で葛飾北斎を堪能しました。
確かに、楽しい1ヶ月でした。
特に、期待通りだったのは、美術館、博物館、舞台芸術などで、流石でした。
期待はずれは、マンハッタン全体の余りの混雑ぶりで、車は四六時中渋滞し、しょっちゅうクラクションが聞こえるし、歩道も人が溢れ、ゆっくりのんびり歩くことができないことでした。
こう感じるのは、私が老いたためかも・・。
Topics 02

道路で転倒、打撲。

7月、神戸に大学の学生講義に行った帰り、道でいきなり転倒しました。機嫌良く歩いていた筈なのに、突然顔の右側に激痛が走り、気が付くと転倒し,周りを歩いていた人が「大丈夫?」と声を掛ける始末。
翌日には顔が大きく腫れ上がり、まるでボクシング選手の試合翌日みたいでした。
腫れが引くまで4週間を要しました。ショックだったのは、転倒の際、手をつくなり、咄嗟の予防的動作が全くできなかったらしいことです。
ここまで老化しているとは・・・。
Topics 03

2015年 音楽会

12月に、音楽会を開催しました。これまでと同じように、プロのミュージシャンに舞台で私の曲を演奏してもらう(演奏は斎藤信介ピアノトリオ、歌手は中田カツコ、つぐめ、Be in Voices、北岡樹のみなさん)のですが、今回の特徴は、大きなホールではなく、azulという44人しか入らないライブハウスであったこと、もう一つは私自身が舞台で歌うこと、の2つでした。
音楽プロデューサーの西谷さんは「自分が歌うのなら、しっかりレッスンしなさい」と。
私の「素人なので下手な歌でもみんな許してくれる・・」という甘い考えは一蹴された訳です。そのレッスンの甲斐あって本番では上手く歌えたようで、教え子から音楽プロデューサーまでの多くの人が褒めてくれました。
音楽会全体の進行も良かったみたいで、多くの人が「良い音楽会だった」と言ってくれ、忘れられない音楽会になりました。それにしても、Be in Voicesの方々のコーラスをバックに歌うのは非常に気持ちよかったです。
Topics 04

新潟で補体の講演

講演会 8月に、名古屋で開催された補体学会に出席しました。その懇親会で、顔も知らない若い男性が声をかけてくれました「北村先生ですね。先生の書かれたテキストで勉強しています」と。
こちらも嬉しくなって喋っていると、彼が所属するデンカ生研は、試薬を作る会社であり、補体測定用の試薬も扱っているということが分かりました。
更に話していると、新潟県にあるその会社の工場で、私が補体の講演をするというアイデアが持ち上がりました。この計画は、その後着々と進み、11月に実現しました。当初、補体関連試薬を扱うスタッフ、5-6人を対象に話す積りでしたが、工場全体にアナウンスすると聴講希望者が増えたそうで、当日は何と!計120人、通常のホールでは入らず、食堂で話しました。平日の午後3時から90分の講演でしたが、居眠りする人はなく、みんな熱心に聴いてくれました。
改めて、補体テキストを書いておいて良かった、と思います。
Topics 05

サロンの法人化

私が主宰してきた、専門家の話を聞く会、サロン・ド・K は30年を越え未だ歩調を緩めることなく、しっかりと継続しています。
が、将来、特に主宰者の私が率いることができなくなった後のことを考えると、法人化しておくのが最良の道と考えました。
この実現に向けて夏頃から行動を始め、11月に正式に一般財団法人サロン・ド・K財団になりました。
コンセプトも内容も今まで通りですが、種々の事務手続きが増えます。
Topics 06

オーストラリアのFM

もう一つのニュースは、私の曲が、オーストラリアのパースのFM局から時々流れるようになりました。
この番組は、DJによる音楽番組で、何故か、スタンダード、シャンソン、ラテン、タンゴなど、懐かしい感じの曲を取り上げています。私の曲がその雰囲気に合ったのでしょうか、夏以降、流してくれています。
局から私に、9月には(リスナーからの反響があるので)作曲者としてのコメントを送るよう要請があり、また10月末には、作曲者の略歴を知らせるよう要請がありました。送ると、番組でその通り、読み上げてくれました。
こうして、海外の多くの人々に聴いてもらえるなんて、非常にありがたく、もう暫くは夢を追って生きて行けそうです。
それにしても、全く雑音のない見事な音で、地球の裏側で、リアルタイムで聴ける、ネットラジオって凄いです。

以上が2015年の私のトピックスです。こうして昨年を振り返ると、押し寄せる老化現象と戦いながら、今なお夢を追うオジンが見えてきます。74歳になる今年も「exciting life」を 続けられるか? 気楽に頑張る予定です・・が、どうなることやら。

2016年 2月  北村 肇

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